暖簾をくぐった多くの客が迷うのが、王道か贅沢仕様かという選択です。メニュー表の筆頭に並ぶ名物2品の構造と魅力を比較・解説します。
■ 迷ったらこれ一択!原点にして頂点の「そば肉玉」
薄く引いた生地に、魚粉、たっぷりの千切りキャベツ、天かす、もやし、そして豚バラ肉を重ねて丁寧に反転。蒸気を閉じ込めてキャベツの甘みを極限まで引き出した後、パリッと焼き上げたそば、半熟状に広げた玉子と合体させます。豚肉のカリッとした脂の旨味とキャベツの瑞々しさ、麺の食感が一口の中で完璧な三重奏を奏でます。お好み焼き本来の素朴かつ力強いバランスを味わいたいなら、まず頼むべき絶対の一枚です。
■ 海鮮の旨味が炸裂する極上の一枚「スペシャル焼き」
そば肉玉をベースに、大粒の生エビ、生イカ、そして広島お好み焼きに欠かせない「イカ天(スルメイカのフライ)」を惜しみなく投入した豪華版です。鉄板の上で蒸された生イカのプリッとした歯ごたえとエビの甘み、さらに加熱されて芳醇なコクを放つイカ天の油分がキャベツと麺全体に溶け込みます。仕上げに散らされる青ネギの清涼感も相まって、ビールやハイボールとの相性は抜群です。