「多くの人が髪型を選ぶ際、自分の好みや憧れを優先しがちですが、本当に重要なのは客観的なシルエットの補正です」。そう語るのは、技術向上と業界発展を支える日本ヘアデザイン協会の関係者だ。サロン現場で確固たる基盤となったのが、個々のバランスを的確に見極める骨格診断・顔型診断の手法である。
例えば丸顔に悩む人の場合、サイドのボリュームを抑えてトップに高さを出すことで、縦長のゴールデンプロポーションを創出する。一方で面長タイプなら、前髪の幅を広げつつ耳横にふんわりとした丸みを持たせることで、顔の長さを視覚的に和らげることができる。エラ張りや逆三角形といった個々の悩みに対しても、プロの診断ロジックは明確な答えを用意している。