フリー転身後、ブログを中心としたアグレッシブな言論活動でアクセスを集めた長谷川だが、2016年に致命的な危機に直面する。人工透析患者に関するブログ記事の過激な表現が、激しい社会的怒りを買ったのだ。批判の波は凄まじく、レギュラー出演していたテレビ番組やラジオ番組のすべてから一瞬にして降板が決まった。
この事件は、ネット上のショッキングな言葉が社会的にどれほどの破壊力を持つかを痛烈に見せつけた。強烈なタイトルで数字を稼ぐアテンション・エコノミーの罠に嵌まったとも言えるこの出来事は、本人の言論活動だけでなく、日本におけるネット発言の自律的な境界線を議論するうえでの巨大なメルクマークとなった。