大会本番へ向けた最大の関心事は、チームの現在地を示すランキングの推移と、過密日程のなかでいかに完成度を高められるかです。ブラジル代表最新FIFAランキングは、予選での停滞を受けトップ3からの陥落を経験したものの、依然として上位勢を射程に収める位置をキープしています。しかし、ポット分けやシード権の観点からも、これ以上のランクダウンは本大会のグループリーグ編成において致命傷となりかねません。
2026年6月に開幕を迎える大会に向けたワールドカップブラジル代表試合日程と強化ロードマップは過密を極めます。南米予選終盤の天王山を潜り抜けた先には、アメリカ・メキシコ・カナダの広大な移動距離と気候差が待ち受けています。
ドリヴァル・ジュニオール監督が描く2026年の布陣は、守護神アリソン、最終ラインにマルキーニョスやガブリエウ・マガリャンイスを配し、中盤には労働力を担保できるギマランイスやジョアン・ゴメスを重用。前線はビニシウス、ロドリゴ、エンドリッキの高速ユニットを基本とし、そこに完全復活を果たしたネイマールが「切り札」として絡む形が最も現実的な落としどころと目されています。