かつて日本列島がユーラシア大陸の東端と陸続きだった約8100万年前(白亜紀後期)、この長崎の地には大型肉食恐竜が闊歩していた。長崎半島の「三ツ瀬層」と呼ばれる地層から発掘されたティラノサウルス科の歯化石は、全長約10メートル級の巨大な肉食恐竜が息づいていた動かぬ証拠だ。近年の連続的な発掘調査により、ハドロサウルス科や鎧竜類、さらには当時の学術的価値が高い脊椎動物の化石が次々と発見されている。
化石の発見現場からわずか数キロという至近距離に位置する本館だからこそ可能な、リアルタイムでの研究成果の展示展開。最新の地質調査データとともに更新され続ける展示パネルは、研究の最前線と来館者を最短距離で結びつけている。