バラエティ番組において常に付きまとうのが「事前に出演者を仕込んでいるのではないか」というヤラセ疑惑です。しかし、番組制作関係者の証言や空港ロケの現場データをつなぎ合わせると、仕込みを行う隙など微塵もない、あまりに非効率で過酷な実態が浮かび上がります。
成田空港や羽田空港、関西国際空港などの国際線ロビーでの取材は、厳格な取材許可とルールのもとで行われています。一般利用者の通行を妨げる行為や、無許可での顔撮影は厳しく制限されており、スタッフは「取材腕章」を着用した上で、1組ずつ丁寧にアプローチしています。
番組ディレクターの手記や特番での告白によると、「1日中声をかけ続けても1件も密着できない日」が普通に存在します。もし仕込みやヤラセを行っていれば、スタッフが何日もロビーに張り付く必要はありません。泥臭いまでの足を使ったローラー作戦こそが、奇跡的な出会いを呼び込む唯一のエンジンとなっています。