フライパンで失敗ゼロ!西京焼きを焦がさずふっくら焼くプロの極意

フライパンで失敗ゼロ!西京焼きを焦がさずふっくら焼くプロの極意

フライパンで失敗ゼロ!西京焼きを焦がさずふっくら焼くプロの極意にまつわる役立つ知識を分かりやすく発信ます。

フライパンで西京焼きを失敗なく仕上げるための最強の盾となるのが、クッキングシート(オーブンシート)や西京漬け向けのフライパン用ホイル(シリコン樹脂加工アルミホイル)です。フライパンのフッ素樹脂加工に直に乗せて焼くのではなく、これらの中間素材を挟むことで、熱の伝わり方が均一かつ穏やかになり、焦げ付きリスクを劇的に低減できます。

それぞれの特性と適した利用シーンを比較したデータは以下の通りです。

敷き材の種類特徴・耐熱性能焼き上がりの質感編集部の推奨用途クッキングシート(両面シリコン紙)耐熱約250℃。熱伝導が極めて緩やかで焦げ付きにくさNo.1。余分な脂を適度に受け止める。ふっくらと柔らかく、しっとりした仕上がり。料理初心者や、身が繊細な銀だら・白身魚に最適。フライパン用アルミホイル(片面シリコン)熱伝導率が高く、短時間で皮目に均一な焼き目をつけられる。脂がフライパンに漏れない。皮目がパリッと香ばしく、焼き目重視の仕上がり。皮の香ばしさを楽しみたい鮭や鰆に最適。一般的なアルミホイル(未加工)魚の身や皮が金属面に強く張り付きやすく、ひっくり返す際に身割れが起きやすい。皮が剥がれ落ち、見た目が崩れやすい。非推奨(油を薄く塗るなどの追加処置が必須)。

調理時に多くの人が迷うのが「西京焼きのフライパン調理で蓋をするか否か」という点です。結論から言えば、前半は蓋をして蒸し焼き、後半は蓋を外して水分を飛ばす「二段構え」が理想です。

厚みのある切り身は、弱火の直火だけでは中心温度が65℃(タンパク質が凝固し安全に火が通る基準)に達する前に表面が焦げてしまいます。そこで、シートを敷いて魚を並べたらすぐに蓋をし、発生した水蒸気を閉じ込めて内部までふっくら熱を通します。そして仕上げの1〜2分で蓋を外して余分な湿気を逃がすことで、皮目のパリッとした小気味よい食感を生み出すことができます。

中川 明日香
著者

中川 明日香

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。