夏の甲子園で「逆転のPL」として恐れられ、高校野球の歴史に不滅の足跡を刻んだ学園の背後には、常に潤沢な資金力と強力な組織力を誇る母体が存在した。それが、正式名称「パーフェクト リバティー教団」である。
昭和から平成にかけて、全国高等学校野球選手権大会を何度も制した野球部の強烈な存在感は、そのまま教団の威光と比例していた。しかし、2010年代以降に急激に表面化した信者数の激減と、それに伴う経営基盤の縮小は、組織の根幹を根底から揺るがすこととなった。2026年の現在、かつての勢いは影を潜め、巨大な施設や広大な敷地だけが往時の繁栄を物語っている。