SNS上では一時、「祇園の花見小路全体が観光客立ち入り禁止になった」という極端な言説が拡散されましたが、これは明白な誤解です。
立ち入りや撮影が規制されているのは、あくまで地域住民が所有・管理する「私道(狭い路地や通り庭の延長)」です。四条通から建仁寺へと南北にまっすぐ延びる石畳のメインストリートは京都市が管理する「公道」であり、日中の通行や一般的な記念撮影が法的に禁止されているわけではありません。
ただし、公道であっても他人の肖像権を侵害するような撮影や、車道・歩道をふさいでの長時間の三脚使用、舞妓さんにレンズを執拗に向ける行為は強く自粛が求められています。公道と私道の見分け方は明快で、私道の入り口には必ず「私道につき通り抜け禁止」「撮影禁止」を示すピクトグラム付きの標識が掲げられています。このサインを見落とさず、標識のある路地には足を踏み入れないことが、トラブルを避ける最大のポイントです。