最もわかりやすい違いは、そのサイズと頭部の形状にある。一般的なエイ(アカエイなど)は、小ぶりなもので数十センチ、大きくても1〜2メートル程度だ。一方のマンタは、成長すると体の横幅が5メートルから、最大で8メートル近くに達することもある。まさに規格外の巨大さだ。
さらに注目すべきは頭部だ。マンタの頭部には「頭鰭(とうき)」と呼ばれる、まるで角のような一対のヒレが突き出ている。これはプランクトンを効率よく口に送り込むためのシャベルのような役割を果たしている。これに対し、一般的なエイの頭部は滑らかな三角形や円盤状になっており、このような角状の突起は存在しない。