ネット上の口コミやSNSでは、「観光地化して価格が高くなったのではないか」「座る場所がなくて落ち着かない」といった声が散見されます。しかし、これらの言説には一部の誤解が含まれています。
まず価格面について、確かに観光客向けの高級ウニ・イクラ丼などは2,000円台半ばの設定も見られますが、市場の根幹である生マグロ切り落とし丼や地魚のパック寿司は、現在も地元民が日常的に買い求める600円〜1,000円前後の驚異的な低価格を維持しています。どの店舗で何を買うかによって体験の質が大きく変わるのが市場の醍醐味です。
また、食事環境についても「フルサービスの海鮮食堂」ではなく「卸売魚市場の直売所」という前提を理解していれば、屋外の港風景を眺めながら食べる開放感やテイクアウトの自由度の高さとして肯定的に楽しむことができます。
【プロの結論】おすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準
市場の特性を踏まえた、おすすめできる旅行者と慎重に検討すべき旅行者の判断基準は以下の通りです。
【泊いゆまちを強くおすすめできる人】
- 本物の生マグロの食感と鮮度をリーズナブルに味わいたい人(冷凍解凍品との違いを実感したい海鮮好き)
- 朝の時間帯を有効活用したい早起き派(朝7〜9時台のモーニング海鮮丼として活用)
- 市場特有の活気や、自ら選んで組み合わせる食べ歩き・テイクアウトスタイルが好きな人
【訪問にあたり慎重になるべき人】
- 落ち着いた個室や冷暖房完備のテーブル席でゆったりと食事をしたい人(近隣の座れる海鮮料理店を推奨)
- 15時以降の遅い時間にしかスケジュールが取れない人(品切れが多発し選択肢が狭まるため)