第95回アカデミー賞2023完全総括!エブエブ7冠の真相と感動の裏側の特集記事をお届けします。専門的な知識が詰まっています。
第95回アカデミー賞2023の受賞結果は、過去数十年の映画賞レースと比較しても極めて特異な偏りと革新性を示しました。下馬評の高かった大作映画や名匠たちの作品を抑え、少額予算の挑戦的な作品が主要部門を独占する展開となったのです。
部門受賞作品・受賞者ノミネート一覧の競合作編集部の見解・評価第95回アカデミー賞 作品賞『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』『西部戦線異状なし』『アバター:WoW』『イニシェリン島の精霊』『フェイブルマンズ』『トップガン マーヴェリック』『TAR/ター』ほか製作費約1,400万ドル(約19億円)規模の単館系インディーズ作品が、興行収入数億ドルのメガヒット超大作群を完全制覇した歴史的転換点。監督賞ダニエル・クワン、ダニエル・シャイナート(ダニエルズ)スティーヴン・スピルバーグ、マーティン・マクドナー、トッド・フィールド、リューベン・オストルンド巨匠スピルバーグを抑え、ミュージックビデオ出身の30代若手ユニットが受賞。映像演出の文法革新が評価された。主演女優賞ミシェル・ヨー(『エブエブ』)ケイト・ブランシェット(『TAR/ター』)、アナ・デ・アルマス、アンドレア・ライズボロー、ミシェル・ウィリアムズアジア系俳優として史上初の主演女優賞獲得。60歳を迎えたベテランのキャリア集大成が最高峰の栄誉に直結。主演男優賞ブレンダン・フレイザー(『ザ・ホエール』)オースティン・バトラー(『エルヴィス』)、コリン・ファレル、ポール・メスカル、ビル・ナイ体重272キロの孤独な男を演じきり、映画界追放危機と重度の健康被害から奇跡の完全復活を遂げた熱演。助演男優賞キー・ホイ・クァン(『エブエブ』)ブレンダン・グリーソン、バリー・コーガン、ブライアン・タイリー・ヘンリー、ジャド・ハーシュ元子役が俳優業引退の苦節20年以上を経て勝ち取った、映画史に残る圧倒的なカムバックドラマ。助演女優賞ジェイミー・リー・カーティス(『エブエブ』)ステファニー・スー、アンジェラ・バセット、ケリー・コンドン、ホン・チャウ伝説的ホラークイーンが初ノミネートにして悲願の初受賞。ベテランへの敬意と怪演が見事に結実。歌曲賞(主題歌賞)「Naatu Naatu(ナートゥ・ナートゥ)」(『RRR』)リアーナ(『ブラックパンサー』)、レディー・ガガ(『トップガン』)、ソフィア・カーソン、ダイアン・ウォーレンインド映画史上初となる快挙。欧米トップポップスターたちの競合を圧倒的な熱量と世界的人気で撃破。