魁龍博多本店の濃厚どトンコツ徹底解剖!髄が沈むスープと混雑の真相

魁龍博多本店の濃厚どトンコツ徹底解剖!髄が沈むスープと混雑の真相

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魁龍のラーメンを語る上で欠かせない代名詞が、自ら掲げる「どトンコツ」という境地です。一般的な博多ラーメンが豚骨を白濁するまで数時間から十数時間炊き上げるのに対し、魁龍の源流は久留米ラーメンの伝統技法である「呼び戻しスープ」にあります。

巨大な羽釜のスープを決して空にすることなく、減った分だけ新しい豚骨と水を継ぎ足しながら、24時間体制で絶え間なく火を入れ続けるこの手法。店主の森大将(森日出男氏)が「骨の髄(ずい)が溶け出すまで煮崩す」と語る通り、豚の頭骨とげんこつのみを限界まで粉砕・濃縮しています。完成したスープは茶褐色に濁り、レンゲを通すだけでトロリとした明確な粘度を感じさせます。丼を飲み干すと底に黒褐色の骨粉がざらりと残る現象こそ、添加物に頼らず純度100%の豚骨から抽出された証拠です。

油脂で無理にこってり感を演出する背脂チャッチャ系とは根本的に異なり、純粋なコラーゲンと骨髄成分が乳化したスープは、口に含むと驚くほど芳醇で丸みのある旨味が広がります。ひと口目の鮮烈なインパクトと、後から押し寄せる重厚なコクが、多くのリピーターを惹きつけて離さない決定的な要因となっています。

森 瞳
著者

森 瞳

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