千石電商の実店舗は、単なる小売店を超えて「リアルなショールーム兼ハードウェアの倉庫」としての熱気にあふれています。2026年現在展開されている主要3拠点のフロア特徴と最新の営業体制を整理します。
千石電商 秋葉原本店(総本山のフロア構成)
秋葉原駅電気街口から徒歩約5分。外神田1丁目のメインストリート裏手に堂々と構える秋葉原本店は、地下1階から地上3階まで、カテゴリーごとに整然と分類された巨大要塞です。
- 地下1階(ケーブル・電線・チューブ):切り売り対応の同軸ケーブル、多芯ケーブル、シールド線、熱収縮チューブが壁一面にロール状で並びます。指定した長さ(1m単位〜)でスタッフがその場でカットしてくれるプロ仕様の空間です。
- 1階(スイッチ・プラグ・ジャック・コネクタ):最も来店客で賑わうフロア。トグルスイッチ、プッシュスイッチ、マイクロスイッチ、各種D-subやUSB、DCジャックがアクリルケース内にびっしりと並び、サイズ感を手にとって確かめられます。
- 2階(ケース・工具・計測器・ブレッドボード):タカチ電機工業をはじめとするアルミケース・プラスチックケースの実物が展示されており、内部容積と基板のフィッティングを確認可能。ハンダごてや特殊圧着ペンチの在庫も秋葉原随一です。
- 3階(楽器パーツ・オーディオ・メカニカル部品):ギタリストやエフェクター自作者の聖地。モントルーやスイッチクラフト、CTSのポテンショメータ、Cliffジャック、ビンテージワイヤーなど、一般の電子部品店では手に入らない特化アイテムが揃います。
【2026年最新の営業時間】:平日・土日祝ともに11:00〜19:00(年中無休、年末年始等の特定休業を除く)。夕方のピーク時間帯(17:00〜18:30)はレジに列ができるため、じっくり店員へ仕様確認を行いたい場合は平日昼過ぎの来店が狙い目です。
千石電商 ラジオデパート店(JR秋葉原駅前・即納特化型)
秋葉原駅を出てすぐの「秋葉原ラジオデパート」2階に位置する小型サテライト店。本店まで歩く時間がないエンジニア向けに、需要の高い厳選コネクタ、スイッチ、変換基板、補修用配線材がぎゅっと凝縮されています。狭小スペースながら回転率が非常に高く、急な部品切れのレスキュー拠点として重宝されています。
千石電商 大阪日本橋店(関西メイカーズの防波堤)
西の電気街・大阪日本橋(でんでんタウン)に位置する直営店。かつて多数のパーツ店が撤退を余儀なくされた日本橋エリアにおいて、千石電商 大阪日本橋店は関西の学生・研究者・自作ファンにとって生命線とも言える貴重な拠点を守り続けています。1階から2階にかけて秋葉原本店に匹敵するラインナップを展開し、関西圏のハードウェア開発を最前線で下支えしています。