検索エンジンに「モダンパスタ 食べ放題」と入力すると、関連検索候補に浮上する「終了」「やめた」という不穏な文字列。この噂の発端を追跡調査したところ、食べ放題終了の真相は「全面撤廃」ではなく、「提供方式の抜本的変更」と「一部不採算店舗のスクラップ&ビルド」が誤認された結果であることが判明しました。
モダンパスタを展開するのは、埼玉県熊谷市に本社を構える東証上場の外食企業「馬車道グループ」です。古くからのファンが思い起こすモダンパスタの原風景は、スタッフが焼き上がった熱々のピザをトレイに乗せて各テーブルを巡回し、「いかがですか?」と1ピースずつ配り歩く「パトロール方式(わんこピザスタイル)」でした。しかし、衛生管理の厳格化やフードロス削減、そしてホールスタッフの人手不足が重なり、近年多くの店舗で「テーブルオーダー方式(タッチパネル注文)」へと舵が切られました。
「昔のようにスタッフが次から次へとピザを持ってきてくれない」「巡回サービスがなくなった=食べ放題が終わった」と捉えた古参客の口コミがSNS上で拡散され、それがいつの間にか「食べ放題終了」という誤解へすり替わったのが事の経緯です。現在、モダンパスタ食べ放題実施店舗では、タブレット端末から1枚(またはハーフ&ハーフ)単位で好みのピザを指定して注文するスタイルが定着しています。冷めたピザを無理に食べる必要がなく、常に自分が望む焼きたてを確実に受け取れる点において、サービス品質そのものはむしろ近代的に進化を遂げています。