長時間の船旅となるフェリーにおいて、船内設備の快適性や個室のクオリティは旅の満足度を左右する重要要素です。各社それぞれ独自の強みを持っています。
太平洋フェリー(いしかり・きそ・きたかみ)は、専門誌の読者投票で長年高い評価を獲得し続けている豪華さが売りです。エントランスホールの吹き抜け、展望大浴場、ピアノの生演奏が行われるラウンジ、豊富なメニューが並ぶディナーバイキングなど、まるで豪華客船のような非日常感を味わえます。特に「いしかり」「きそ」の特等・セミスイートはシティホテル並みの居住性を誇り、リピーターから絶大な支持を得ています。
商船三井さんふらわあ(さっぽろ・ふらの)は、プライバシー重視の洗練された空間設計が特徴です。専用バルコニー付きのスイートをはじめ、スーペリア(洋室・和洋室)など個室のバリエーションが多彩。さらに愛犬と一緒に客室で過ごせる「ウィズペットルーム」や船上ドッグランの設備が充実しており、ペット連れユーザーからの評判は業界トップクラスです。
シルバーフェリー(シルバーティアラ・シルバーエミリア等)は、短中距離航路ながら清潔感と機能性を追求した内装が魅力です。プライベート空間が確保された1等インサイド・アウトサイド個室や、女性専用のレディースルーム、一人旅に適した「ビューシート」など、短時間の滞在でもストレスなく休息できる工夫が凝らされています。
新日本海フェリー(すずらん・すいせん等)は、日本海を望む開放的な「露天風呂」や本格的なサウナ設備が名物です。季節ごとのグリル料理を提供するレストランや、夜間に開催される映画上映会(プラネタリウム設備搭載船もあり)など、長距離の日本海航路をゆったりと楽しむための設備が整っています。