果肉の節をすべてちぎり終えると、中央に1本の円柱状の芯が残ります。一般的なパイナップルの感覚でこれを生ゴミとして捨ててしまうのは、致命的な損失といわざるを得ません。沖縄の生産農家が口を揃えて「実は一番美味しいのは芯」と証言するように、ボゴール種の芯は繊維が驚くほど緻密で柔らかく、シャキシャキとしたリンゴや梨のような心地よい歯ざわりを有しています。
芯のポテンシャルを最大化するスナックパインの芯の切り方は以下の通りです。
- スティックカット:残った芯を縦に4〜8等分の拍子木切り(スティック状)にします。手でつまんでそのまま食べやすく、果肉とは一線を画す爽やかな酸味と歯ごたえを堪能できます。
- 輪切りスライス:厚さ5mm程度の薄い輪切りにスライスします。表面積が増えることで芳醇な香気成分が揮発し、サクサクとした軽快なスナック感覚で楽しめます。
さらに、余った芯を冷凍スティックにして保冷剤代わりにドリンクへ投入したり、薄切りにした芯を一晩プレーンヨーグルトに漬け込む「インフューズド・ヨーグルト」に仕立てると、パイナップルに含まれるタンパク質分解酵素(ブロメライン)が乳タンパクを和らげ、極上の朝食デザートへ進化します。