使う容器の素材によっても、最適な詰め方のアプローチは異なる。日本伝統の曲げわっぱは、杉やヒノキの天然木が程よく水分を吸収・調節してくれるため、ご飯がべたつきにくく形を維持しやすい。木肌の温もりを活かし、竹皮や大葉を敷いて自然な雰囲気を演出するのが醍醐味だ。
一方で、現代の主流であるプラスチック製やステンレス製の容器は、密封性が高いため水分がこもりやすい傾向がある。こちらでは、底面にクッキングシートを敷いて余分な油分や水分をカットし、おかずとおにぎりの間にクッションとなる仕切りを作る工夫が効果的だ。容器の特性に応じたちょっとした配慮が、お昼休みの美味しさを大きく左右する。