ネット上の着こなし指南では見落とされがちな「隠れた落とし穴」が存在します。その最たるものが「Tシャツのオンス数(厚み)と留め具(エンドパーツ)の重量関係」です。
4.0〜5.0オンス程度の薄手Tシャツに重量級のペンダントを着用すると、フロントの生地が重みで引っ張られ、首の後ろのリブが持ち上がって背中側に不自然なシワが寄ってしまいます。逆に、ヘビーウェイトTシャツに軽すぎるアルミニウム合金や中空チェーンを合わせると、服の張りに押されてペンダントが胸の上で浮き上がり、安っぽいプラスチックのような印象を与えてしまいます。
また、シルバー磨きクロスで過剰にピカピカに磨き上げられたシルバーよりも、やや燻し加工(いぶし)が施されたマットな質感のほうが、綿100%のナチュラルな風合いに美しく馴染みます。素材のテクスチャー同士を共鳴させることが、計算された「無造作なかっこよさ」を生み出す真の秘訣です。