主人公クリストファー・ロビンを演じたのは、実力派俳優のユアン・マクレガー。疲弊しきった中間管理職の哀愁から、少年の心を取り戻して輝く笑顔までを見事に体現し、世界中で絶賛されました。
そして日本版の吹き替え声優として大きな話題を呼んだのが、俳優の堺雅人さんです。実写映画の吹き替え初挑戦となった本作では、クリストファーの繊細な心の揺れ動きを見事に表現しました。
公開当初は「俳優の吹き替え起用」に対する慎重な見方も一部にありましたが、蓋を開けてみればネット上の反応や評判は称賛一色に変わりました。感情を抑え込んだ乾いた声から、プーと触れ合うにつれて柔らかさを帯びていくグラデーション豊かな声の演技は、作品の持つエモーショナルな魅力を一段と引き立てています。また、プーの声を担当したかぬか光明さんのどこか抜けた愛らしい語り口や、玄田哲章さん演じるティガーなど、おなじみの名声優陣が脇を固めた日本語版の完成度は極めて高い評価を得ています。