地域医療の持続可能性が問われる中、日本歯科医師会が掲げる最新のガイドラインは、予防中心の歯科医療への転換を強く促している。和歌山市役所の周辺を中心とした中心市街地では、高齢化に伴う訪問診療ニーズと、働く世代の短期集中治療ニーズが複雑に交錯しているのが現状だ。
こうした地域特性に対応するため、現場の歯科医師たちは単なる治療者にとどまらず、患者のライフスタイルに寄り添うヘルスケアパートナーとしての役割を果たしている。行政と医療機関が連携し、市民の歯の健康を守る基盤づくりが、いま着実に進められている。