ボディソープの香り選びにおいて、消費者が陥りがちな誤解が2点存在します。
第一の誤解は、「原液の香りが強いほど肌に長く残る」という思い込みです。店頭テスターでトップノート(揮発性の高い柑橘類やアルコール分)の強さに惹かれて購入しても、揮発性が高ければ数十分で飛んでしまいます。真に香りを残したい場合は、ベースノート(ラストノート)にウッディ、アンバー、ムスクなどの保留剤的役割を果たす香気成分が含まれているかを確認しなければなりません。
第二の誤解は、「メンズ用ボディソープはメントールやシトラス一択」という固定観念です。男性特有の皮脂臭や加齢臭をマスキングする際、強いシトラス系だけで抑えようとすると体臭と混ざって不快な臭気へ変化するリスクがあります。近年では、シダーウッドやベルガモットなど、皮脂成分と調和しながら深みを与えるウッディ・スパイシー系のメンズ製品が高い支持を集めています。