イラストの光の描き方決定版!平面的な絵が劇的に変わるプロの技法

イラストの光の描き方決定版!平面的な絵が劇的に変わるプロの技法

イラストの光の描き方決定版!平面的な絵が劇的に変わるプロの技法に関する深掘り解説を分かりやすく解説いたします。

デジタル環境におけるライティングの主役となるのが、レイヤーの合成モード(ブレンドモード)です。CLIP STUDIO PAINT(クリスタ)やアイビスペイントには多彩な機能が備わっていますが、適切な不透明度とカラー選択を守らなければ、あっという間に画面が白飛びして情報量が失われます。

制作スタジオの内部規定や現場検証から抽出した、主要ブレンドモードの実践的な比較データを以下にまとめました。

レイヤー合成モード推奨設定値・塗布カラー一般的な失敗パターン編集部の見解・実務評価加算(発光)不透明度:15%〜35%
低彩度・中明度の暖色純白(#FFFFFF)を100%で直塗りし、階調が完全に飛んでしまう極めて強い輝度を持つ。加算発光レイヤーの使い方の肝は「エアブラシによる周辺グロー」と「境界線のエッジ処理」の併用にあり。オーバーレイ不透明度:20%〜40%
高彩度・中明度のキーカラーコントラストが上がりすぎて暗部が潰れ、全体がケバケバしくなるオーバーレイ透明感の出し方の真骨頂。下地の明暗を維持したまま、光の温度(色相)のみを鮮やかに転換できる。スクリーン不透明度:30%〜60%
パステル調の淡いトーン画面全体が白く濁り、シャープな立体感が失われる大気光やフォグ(空気感)の演出に最適。コントラストを抑えて奥へ押し出す空気遠近法の演出に必須。通常(ハイライト)不透明度:70%〜100%
光源色に近いオフホワイト至る所に点や線を散らし、材質の違い(マット/光沢)が消滅するハイライトの自然な入れ方では、最も強い光が当たる「頂点」の1点のみに絞る。瞳や髪の毛のハイライトも輪郭に沿った抑制が必須。
鈴木 陽菜
著者

鈴木 陽菜

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