足の爪を押すと痛い原因は?巻き爪・化膿の危険サインと受診の目安

足の爪を押すと痛い原因は?巻き爪・化膿の危険サインと受診の目安

足の爪を押すと痛い原因は?巻き爪・化膿の危険サインと受診の目安について知っておくべき ポイントを分かりやすい構成で解説いたします。

Q1:足の親指の爪を押すと痛いとき、自宅でできる巻き爪テーピングの正しい応急処置は?
A1:幅2.5cm程度の伸縮テープを使用します。爪が皮膚に食い込んでいる境目にテープの端をしっかりと貼り付け、そこから皮膚を爪から引き離すように指の腹側へ斜め下方向に強いテンションをかけて引っ張り、指の裏を通って反対側へ固定します。爪自体を押さえつけるのではなく、「爪の脇の肉を引っ張り下ろして隙間を作る」イメージで行うのがポイントです。ただし、患部から排膿している場合はテープによる密閉を避け、速やかに医療機関を受診してください。

Q2:爪の根元や一部が赤黒く変色して押すと痛い場合、爪下血腫の処置はどうすればよいですか?
A2:内出血直後(受傷から24〜48時間以内)で痛みが非常に強い場合、医療機関(形成外科や皮膚科、整形外科)で爪甲に小さな孔を開けて血腫を抜く「爪甲穿孔排液」を受けると、内圧が一気に下がり劇的に痛みが消失します。受傷から日数が経ち、痛みが引いて黒い変色だけが残っている場合は、爪の伸長とともに血腫が押し出されるのを待つのが一般的です。ただし、外傷の記憶がないのに黒いシミが拡大する場合や変色が爪の根元皮膚にまで及ぶ場合は、稀に悪性黒色腫などの皮膚悪性腫瘍の鑑別が必要となるため専門医の診察を受けてください。

Q3:足の親指の痛風発作と、爪の炎症(ひょう疽など)はどう見分ければいいですか?
A3:最大の鑑別ポイントは「炎症の中心が関節か、爪周りの皮膚か」です。痛風発作の好発部位は足の親指の付け根にある第1MTP関節であり、爪先ではなく関節部分が赤く熱を持って激しく腫れ上がります。また、痛風は風が吹くだけでも激痛が走る自発痛が特徴で、外傷や深爪の既往がないにもかかわらず突発的に発症します。一方、爪周囲炎やひょう疽は、爪の縁や指先の軟部組織が限局して腫れ、深爪やささくれといった創傷の契機が存在することが大半です。自己判断が難しい場合は放置せず、血液検査や画像診断が可能な医療機関を受診してください。

高橋 健太
著者

高橋 健太

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。