ネット上で「梅宮アンナが太った」と騒がれる最大の要因は、彼女が挑んだ乳がん(浸潤性小葉がん・ステージ3A)の過酷な抗がん剤治療にあります。2024年の公表以降、彼女は自身の公式SNSを通じて治療の経過をつぶさに報告してきましたが、その過程で起きた外見の劇的な変化が大きな注目を集めました。
都内で行われた医療保険関連のトークイベント「アンナ流 がん治療ライフスタイルUP術」において、彼女は自身の体重について赤裸々に語っています。がんを告知された当時の体重は56キロでしたが、抗がん剤治療が本格化すると副作用や治療薬の影響で急激に体重が増え、ピーク時には15キロ増の71キロ前後にまで達したと告白しました。
がん治療における体重増加は、決して「食べ過ぎ」や「自己管理不足」によるものではありません。抗がん剤の副作用を抑えるために併用されるステロイド系薬剤は、強い食欲亢進や水分貯留(浮腫み)、中心性肥満や満月様顔貌(ムーンフェイス)を引き起こすことが医学的に広く知られています。
「病気に打ち勝たなきゃいけない」という一心で過酷な点滴治療に耐え抜くなかで、身体が大きく膨らんでいく恐怖と戦っていた彼女の胸中は想像を絶するものがあります。ネット上で安易に囁かれた「太った」という声の正体は、彼女が命を守るために薬の副作用を受け止め続けた証拠そのものでした。