札幌ラーメン横丁の真実!元祖と新の違いや地元民おすすめ名店を徹底比較

札幌ラーメン横丁の真実!元祖と新の違いや地元民おすすめ名店を徹底比較

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すすきの界隈を訪れた旅行者が最初につまずきやすいのが、「元祖さっぽろラーメン横丁」と「新ラーメン横丁」の存在です。同一の施設が拡張されたものと混同されがちですが、両者は歴史的背景も所在地も異なる別個の飲食店街です。

起源をたどると、1951年(昭和26年)に南5条西3丁目に誕生した「公楽ラーメン名店街」(通称・ラーメン横丁)がすべての始まりでした。その後、1969年の札幌冬季オリンピック開催に伴う都市再開発・道路拡張により惜しまれつつ解体され、1971年に現在の南3条西3丁目「N・グランデビル」隣の路地に再編成されたのが現在の「元祖さっぽろラーメン横丁」です。横丁協同組合の記録によると、17店舗前後が軒を連ね、昭和レトロな長屋スタイルを今なお色濃く残しています。

一方の「新ラーメン横丁」は、1976年(昭和51年)に南4条西3丁目の「グリーンビル」1階通路に誕生しました。国道36号線に面したビル内通路に位置し、アクセス性の高さと独自のラインナップで元祖とは異なる個性を築いてきました。この2大拠点の住み分けと歴史を知ることで、すすきののラーメン文化の重層的な深みを実感できます。

中村 さくら
著者

中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。