高山一実の伝説的グラビアと美脚の軌跡|写真集から現在までの全貌

高山一実の伝説的グラビアと美脚の軌跡|写真集から現在までの全貌

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高山一実のグラビアワークを語る上で欠かせないのが、講談社および徳間書店から刊行された2冊のソロ写真集です。地元・千葉県を舞台にしたノスタルジックな1作目から、北欧フィンランドで撮影された大人の色香漂う2作目への変遷は、彼女の表現力の成熟を如実に物語っています。

項目1st写真集『恋かもしれない』(2016年)2nd写真集『独白』(2019年)編集部の見解・評価撮影ロケ地千葉県南房総・鴨川周辺フィンランド(ヘルシンキ他)「原風景への愛着」から「異国での知的な解放」へのダイナミックな舞台移行。衣装・カット構成爽やかな水着カット、制服、浴衣洗練されたランジェリー、ドレス、大人の水着少女のような無邪気さから、成熟した女性の艶やかさへと見事に昇華。オリコン週間実績写真集部門 1位(推定初週2.2万部)BOOK総合 1位・写真集 1位(初週2.7万部)小説家デビュー直後の知的好奇心と相まって幅広い層から購入された。表現のテーマ性等身大の青春と親近感自己との対峙・内省的な美の探求アイドル写真集の枠を超え、アート作品としての完成度を確立。

2016年にリリースされた高山一実の1st写真集『恋かもしれない』では、地元・南房総の海岸線を背景に、飾り気のない笑顔と初々しい水着姿が収められました。当時のインタビューで本人が語っていた「見せる恥ずかしさよりも、ファンの方に楽しんでほしい気持ちが勝った」という飾らない人柄が、紙面全体から温もりとして伝わる構成となっています。

一方、2019年の2nd写真集『独白』では空気が一変します。北欧の静謐な街並みや歴史ある建造物の中で、彼女が見せた憂いを帯びた眼差しと大胆なランジェリーカットは、従来のアイドルグラビアの常識を覆すほどのアーティスティックな気品に満ちていました。小説『トラペジウム』を上梓し、文筆家としての評価を高めていた時期だからこそ表現できた「知性と官能の共存」は、多くのカルチャー層をも唸らせました。

小林 直樹
著者

小林 直樹

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。