拘縮期から回復期にかけて圧倒的な効果を発揮するのが、番組でもクローズアップされた「振り子運動(コッドマン体操)」です。重力を利用して関節の隙間を広げながら動かすため、インナーマッスルに余計な緊張を与えずに可動域を広げられます。
【振り子運動(アイロン体操)の具体的手順】
1. 痛まない側の手をテーブルや椅子の背もたれに置き、上半身を前に倒す。
2. 痛む側の腕の力を完全に抜き、ダラリと真下に垂らす(500mlのペットボトルや軽いアイロンを持つのも効果的)。
3. 腕の筋肉で振るのではなく、上半身を前後に小さく揺らす反動を使って、腕を自然に前後・左右へ揺らす。
4. 慣れてきたら、円を描くように時計回り・反時計回りに各15〜20回ほど優しく回す。
ポイントは「腕に一切力を入れないこと」です。力を入れて自力で回してしまうと、炎症部分に摩擦が生じて痛みを誘発します。1日2〜3回、入浴後などの血流が良くなっているタイミングで行うと組織の柔軟性がより高まります。