ネット上のファッション掲示板や知恵袋などで散見されるのが、「パーソナルカラーでイエベじゃないと緑シャツは似合わない」「緑シャツは秋しか着られない」といった誤った言説です。
第一の誤解である「パーソナルカラーの壁」は、トーンの選び方次第で完全にクリアできます。確かに黄みを含んだオリーブやカーキはイエローベース肌によく馴染みますが、青みを含んだフォレストグリーンやエメラルド、ペールトーンのミントグリーンはブルーベース肌の透明感を劇的に引き立てます。「緑が似合わない」と思い込んでいる人は、自分に合うトーンを知らないか、顔まわりに直接触れる襟元に合わない色を持ってきているだけです。白インナーを首元に挟むだけでも、肌色との干渉は大幅に和らげることができます。
第二の誤解である「秋専用アイテム説」も、素材選びの視点が抜け落ちています。シアー素材やリネン素材のペールグリーンシャツは春夏の定番ですし、サックスブルーのシャツを着る感覚でミントグリーンを取り入れれば、真夏でも清涼感あふれる着こなしが可能です。「緑=落ち葉の秋」という固定観念を捨てることで、通年で活躍するワードローブの主軸へと育てることができます。
【プロの結論】おすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準
緑シャツを取り入れるべきか迷っている方に向けて、明確な選定基準を提示します。
【緑シャツを今すぐ導入すべき人】
- 白・黒・ネイビーの無難なモノトーンコーデにマンネリを感じている人
- すでに黒スラックスや白Tシャツなど、質の良い「無彩色の基本アイテム」を持っている人
- 派手すぎず、自然体でありながら知的な清潔感を周囲に印象づけたい人
【購入に慎重になるべき人】
- 手持ちのパンツがベージュのチノパンやカーゴパンツなど「土臭いボトムス」しかない人
- 柄物インナーや派手なスニーカーを好んで合わせがちな人
- シャツのアイロンがけやシワケアを怠りがちな人(緑はシワが目立つと生活感や作業着感が増幅します)