1948年12月6日、秋田県雄勝郡秋ノ宮村(現・湯沢市)に生まれた菅義偉氏。数多くの世襲議員が軒を連ねる永田町において、地盤も看板もカバンもない状態からキャリアをスタートさせた異色の存在だ。高校卒業後に上京し、横浜市立大学を経て、衆議院議員の秘書、横浜市議会議員を歴任。地道なドブ板選挙と圧倒的な実務能力を武器に、神奈川県第2区から国政へと躍進を遂げた。
77歳となった今も、そのストイックな生活習慣は健在とされる。朝のウォーキングや腹筋運動を日課とし、徹底した自己管理を行ってきたスタイルは、官房長官時代から変わらない。年齢を重ねるにつれ増す老練な政治的勘は、自由民主党内でも一目置かれている。