ラップルコンクリートとは?捨てコンとの違いや費用相場を徹底解説

ラップルコンクリートとは?捨てコンとの違いや費用相場を徹底解説

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ラップルコンクリートを用いたラップル基礎の構造における大きな特徴は、一般的に鉄筋を配置しない「無筋コンクリート」で施工される点です。「鉄筋が入っていなくて耐震性や強度は大丈夫なのか」と不安視されることもありますが、これはコンクリートが持つ物理的な特性に基づいています。

コンクリートは上から押し潰される力(圧縮力)に対して非常に強い一方、引っ張られる力(引張力)には弱い性質を持ちます。通常の基礎梁や柱には曲げモーメントや引張力が働くため鉄筋が不可欠ですが、地中に充填されたラップルコンクリートにかかる力は、建物の重重が真下に向かう「純粋な圧縮力」がほとんどです。そのため、適切な断面積と厚みが確保されていれば、鉄筋を入れずとも十分な耐力を発揮します。

ただし、圧縮力に耐えうるだけのラップルコンクリートの配合強度(設計基準強度)は厳密に指定されます。木造住宅の現場では一般的にFc=18N/mm²〜21N/mm²程度の生コンクリートが採用され、温度補正などを加味した品質管理が行われます。ただ土を埋め戻すのではなく、構造計算に基づいた指定強度のコンクリートを充填するからこそ、強固な基礎構造が成立します。

中島 亮太
著者

中島 亮太

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。