匂いの変化が一過性のものであれば経過観察で問題ありませんが、体からのSOSサインを見逃すと、腎盂腎炎や重度の代謝異常といった深刻な状態へ悪化する恐れがあります。
次の尿の臭い病気チェックリストに当てはまる項目がある場合は、速やかに専門医の診断を受けましょう。
- 水分をしっかり摂っても強いアンモニア臭や生臭さが3日以上続く
- 尿が白く濁っている、または赤褐色(血尿)が混じっている
- 排尿時に下腹部や尿道にズキズキとした痛みがある
- 腰や背中の鈍痛、37.5度以上の発熱がある(腎盂腎炎の疑い)
- 甘い匂いとともに、急激な喉の渇きや体重の急減が見られる
「尿の濁りと匂いがあるとき、病院は何科を受診すべきか」と迷った場合、第一選択は泌尿器科です。尿沈渣(にょうちんさ)や細菌培養検査により、感染症の有無を迅速かつ正確に判定できます。
かかりつけ医がいる場合や全身の倦怠感を伴う場合は一般内科、おりものの異常や不正出血を伴う女性の場合は婦人科の受診が適しています。初診時には「いつから匂いが変わったか」「どのような匂いか」「随伴する症状」をメモして持参すると診察がスムーズです。