市川大野に対する「不便」という評判の多くは、乗り入れている路線がJR武蔵野線の単一駅である点に起因しています。かつては府中本町から西船橋を結ぶ環状線としての印象が強く、都心へ出るには乗り換えが必須と思われがちでした。しかし、朝夕のラッシュ時には京葉線直通の東京駅行きが運行されており、乗り換えなしで都心のオフィス街へ約35〜40分でアクセスできます。
ターミナル駅である西船橋駅まではわずか2駅・約9分。東京メトロ東西線やJR総武線に乗り継げば、大手町や日本橋、秋葉原、新宿方面への移動も極めてスムーズです。さらに隣駅の東松戸駅に出れば北総線・成田スカイアクセス線を利用できるため、日本橋・羽田空港方面や成田空港へのアプローチにも優れています。
一方で注意すべきは、武蔵野線特有の運行事情です。高架区間が多いため強風による遅延や見合わせが年に数回発生します。ただし、近年は防風柵の設置が進んだことで運行の安定性は大幅に改善されました。日中の運行本数は毎時5〜6本(約10〜12分間隔)確保されており、時刻表を意識して行動すれば日常の通勤・通学で極端なストレスを感じる場面は少ないといえます。