ファンが長年抱き続けていた「なぜ心優しきくまが、政府の言いなりとなり人間兵器へと改造されたのか」という最大の謎。その真相は、血のつながりを超えた愛娘ジュエリー・ボニーの命を救うための、究極の自己犠牲でした。
天竜人に連れ去られたジニーが不治の病「青玉鱗(せいぎょくりん)」に侵され命を落とした際、くまは彼女が遺した幼い赤ん坊・ボニーを引き取り、我が子として育てることを誓います。しかし、ボニーにも同じく青玉鱗が発症し、「10歳の誕生日を迎える前に死亡する」と宣告されてしまいます。
世界中を旅して治療法を探し求めたくまは、天才科学者Dr.ベガパンクのもとへ辿り着きます。ベガパンクの最先端医療技術を用いればボニーを完治させられることが判明したものの、その計画を聞きつけた五老星の一人、科学防衛武神ジェイガルシア・サターン聖が極めて残酷な3つの条件を突きつけました。
サターン聖が課した条件は以下の通りです。
- 海賊として「王下七武海」に加盟すること
- ベガパンクが進める人間兵器「パシフィスタ」の複製元の素体となること
- ボニーの治療完了後、自らの「自我」を完全に消去し、政府の完全な操り人形となること
さらに「治療後、くまとボニーが二度と直接会ってはならない」という卑劣な枷まで嵌められました。それでもくまは、最愛の娘が生きられる未来のためなら自らの心も魂も差し出す決意を固め、静かに承諾したのです。