春の一番花が終わったあと、そのまま放置してしまうと種作りにエネルギーを奪われ、次の花芽がつきにくくなります。適切な白万重の剪定時期を見極め、正しいカットを行うことこそが、秋まで繰り返し花を楽しむためのプロの技です。
一番花の見頃が8割ほど過ぎたら、花弁が散る前に剪定を行います。これが白万重の2番花の咲かせ方における最大のトリガーです。
- 花後剪定(5月〜6月頃):咲き終わった枝の長さの半分から3分の1程度を残し、節の約1cm上で切り戻します(中剪定)。カットした節から約40〜50日で新しいつるが伸長し、夏から初秋にかけて見事な2番花を着花させます。
- 剪定後の追肥:剪定直後は株がエネルギーを欲しています。緩効性化成肥料を用土表面に施すとともに、規定倍率に薄めた液体肥料を1週間に1回のペースで与え、新芽の展開を力強くブーストさせます。
- 夏の休眠対応:酷暑期(7月下旬〜8月)は生育が一時的に停滞することがあります。この時期は無理に咲かせず、花芽を摘み取って株を休ませることで、秋(9月下旬〜10月)にハイクオリティな花を楽しむ選択も賢明です。