2023年オフ、ドジャースは世界のスポーツビジネス界を揺るがす歴史的補強を敢行しました。現代のベースボール界を牽引するスーパースター2人を同時に迎え入れ、名門球団の新たな黄金期を切り拓いています。
大谷翔平:前代未聞の「97%後払い」契約と歴史的フル回転
エンゼルスからFAとなった大谷翔平選手が結んだのは、10年総額7億ドル(約1015億円)という北米プロスポーツ史上最高額の契約でした。さらに衝撃を与えたのが、その年俸の約97%(年6800万ドル)を契約終了後に後払いにするという前代未聞のスキームです。この契約構造によって球団の贅沢税負担が軽減され、チームは戦力補強の手を緩めることなく勝利への環境を整備できるようになりました。
ドジャース加入後の大谷選手は、打者専任として圧倒的な打撃成績と走塁技術を爆発させ、MLB史上初となる異次元のスタッツを次々と樹立。2025年以降は本格的に投手としても復帰し、真の「二刀流」として球場を熱狂の渦に巻き込んでいます。
山本由伸:投手史上最長12年契約と研ぎ澄まされた制球力
オリックス・バファローズからポスティングシステムを利用して海を渡った山本由伸投手は、MLB未登板の投手として史上最高額となる12年総額3億2500万ドル(約465億円)でドジャースと契約。ピンポイントの制球力と多彩な変化球、打者の手元で鋭く曲がり落ちるスプリットを武器に、瞬く間に先発ローテーションのエース格へと成長を遂げました。