一条工務店の蓄電池を導入した場合、実際に投資額の元を取ることは可能なのでしょうか。延床面積35坪前後のモデルケースをもとに、年間収支の実態を試算しました。
一条工務店の高気密・高断熱仕様(外内ダブル断熱構法)と大容量太陽光(約10kW)、蓄電池(7.04kWh)を組み合わせた場合、春から秋にかけては発電したクリーンエネルギーで日中の自家消費を賄い、余剰電力を蓄電池へ充電、さらに余った分を売電(卒FIT前単価)に回すことで、実質的な買電量を極限まで抑える運用が可能です。
- 年間の電気代削減効果(自家消費分):約12万〜15万円
- 年間の余剰売電収入:約8万〜11万円
- 年間トータル経済メリット:約20万〜26万円
パッケージ導入費用を約200万円(税抜)と仮定した場合、年間約20万円の経済メリットが生み出されれば、単純計算で約9〜11年で設備投資の回収が完了します。売電単価が低下傾向にある現在でも、電力会社から高い電気を買わずに済む「自家消費メリット」の価値が上がっているため、回収期間は以前と比べて大幅に長期化していません。