インターネット上の旅行コミュニティや口コミサイトには、一部に誤解を招く情報が散見されます。現地取材に基づき、旅行者が陥りがちな「3大誤認」を正しく是正しておきましょう。
誤解①:「雨が降ったら即運休になる」という誤り
前述の通り、ロープウェイの運行判断に最も影響を与える気象要素は「風」です。通常の降雨であれば安定運行しており、霧に包まれた渓谷は幻想的な「幽玄の美」として雨天ならではの魅力を見せます。自己判断でキャンセルする前に、必ず現場の運行状況を確認することが重要です。
誤解②:「必ず往復チケットを買わなければならない」という思い込み
寒霞渓には「表十二景」「裏十二景」と呼ばれる整備された登山道(遊歩道)が並行して延びています。健脚な方であれば、「行きは歩いて渓谷美を間近に体感しながら登り(所要約1時間)、帰りはロープウェイで一気に空中散歩を楽しむ」といった片道利用のプランが非常に満足度の高い選択肢となります。
誤解③:「こううん駅(山麓)からしか乗れない」という先入観
レンタカー利用者の多くが山麓のこううん駅を目指しますが、観光道路「小豆島スカイライン」を使えば山頂駅側へ直接車でアクセス可能です。混雑時は山頂の広大な駐車場に車を停め、山頂駅から山麓へ下り、再び山頂へ戻ってくる「逆回り乗車」を選択することで、駐車場の空き待ちストレスを劇的に低減できます。