華やかなスポットライトが当たるエンターテインメントの表舞台。しかし水上恒司が魅せる演技の根底には、いつも泥と汗の匂いが漂う。「要領よくこなす器用さよりも、泥臭く役に深く向き合いたい」という彼の姿勢は、創成館のグラウンドで這いつくばっていた球児時代のイズムそのものだ。
捕手を務めた男は、カメラの向こうにいる観客の感情を巧みに汲み取る。どんな過酷な現場であっても弱音を吐かず、常にチーム(作品)の勝利のために己を捧げる。かつて白球に命を懸けた少年は、表現という新たなフィールドで、今日も真っ直ぐに魂を燃やし続けている。 (出典: 岡田 建 史 野球(Yahoo!ニュース))
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