この何気ない口づさみを極限のサバイバルへと転化させ、サブカルチャー界に巨大な衝撃を与えたのが、原作:金城宗幸・漫画:藤村緋二による大ヒット漫画だ。講談社の『週刊少年マガジン』などで連載された『神様の言うとおり』は、突如として理不尽な命がけのゲームに放り込まれた高校生たちの絶望を描き、若者を中心に爆発的な人気を獲得した。
2014年には映画界の鬼才・三池崇史監督の手によって実写映画化が実現。配給を東宝が担い、主演を務めた福士蒼汰の切迫した熱演とともに、ダルマや招き猫といった愛らしい置物が課す残虐な試練がスクリーンで炸裂した。日常の象徴であったわらべうたが一瞬にして死の合図へと変貌する演出は、観客に強烈なトラウマと興奮を植え付けたのである。