長瀬智也のスタイルを語る上で欠かせないのが、脚本家・宮藤官九郎とのタッグによって生まれたTBSテレビの伝説的ドラマ群だ。
2000年に放送された『池袋ウエストゲートパーク』(IWGP)の主人公・真島マコトが見せた、金髪メッシュの入った無造作なショートレイヤー。池袋のストリートを駆け抜ける若者の焦燥とエネルギーを体現したあのヘアスタイルは、当時の若者たちのユニフォームとなった。
さらに2005年の『タイガー&ドラゴン』で見せた山崎虎児のスタイルは、ヤクザであり落語家という二面性を見事に表現。サイドをタイトに抑えつつトップに躍動感を残したスタイルは、和装にもスーツにも映える大人の色気を提示し、メンズヘアの新境地を開拓した。