食事のカロリーをコントロールするうえで、まず把握すべきは自分自身の基準値です。厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」によると、身体活動レベルが普通(デスクワーク中心だが通勤や家事で動く)の場合、成人女性の1日の推定エネルギー必要量は約2,000kcal、成人男性は約2,700kcalとされています。これを単純に3食で均等に割ると、成人1食のカロリー目安は女性で約650〜700kcal、男性で約850〜900kcalです。
この数値を照らし合わせると、1食700kcalで太るかどうかは性別や体重、日常の活動量によって評価が分かれます。デスクワーク中心で運動習慣のない小柄な女性や、減量期のダイエッターにとっては1食700kcalは「ややオーバー気味」ですが、男性や立ち仕事・営業で歩き回る人にとっては「十分に消費可能な適正カロリー」となります。
問題は、1日のトータル収支です。朝食と夕食を軽めに抑えていれば、昼食に700kcalを摂取しても体脂肪として蓄積される心配はほとんどありません。警戒すべきなのは、3食すべてで700kcalを超え、さらに間食を重ねてしまうケースです。