ハーレイ・クインのキャスティングに関しては、ネット掲示板やSNS上でいくつかの誤った認識が定着してしまっています。代表的な2つの誤解を正しておきましょう。
誤解1:「マーゴット・ロビーはDCユニバースを永久に引退した」
ジェームズ・ガン体制への移行に伴い「旧DCEUのキャストは全員解雇された」という言説が一部で流布されましたが、ガン監督はマーゴットとの関係が極めて良好であることを公言しています。「将来的に彼女と再び仕事をする機会を完全に開いている」と明言しており、今後のプロジェクトで何らかの形で関与する可能性は十分に残されています。
誤解2:「レディー・ガガのハーレイはマーゴット版の続編である」
前述の通り、『ジョーカー』の世界はエルスワールド(別世界線)であり、ストーリー上の繋がりは1ミリもありません。「『スーサイド・スクワッド』の続きだと思って見たら設定が全く違って混乱した」という声が一部で見られましたが、完全に独立した単一の芸術作品として鑑賞するのが正しいアプローチです。
【プロの結論】作品選びで失敗しないための鑑賞基準
どの作品から観るべきか迷っている方のために、明確な選び分けの基準を提示します。
- 爽快なアクションとポップな可愛さを楽しみたい人:マーゴット・ロビー主演の『スーサイド・スクワッド』(2016年)または『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒』(2020年)が最適。
- 骨太なサスペンスと深い人間心理を味わいたい人:ホアキン・フェニックス&レディー・ガガ共演の『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』(2024年)が最適。
- 避けるべきミスマッチ:「派手なスーパーヒーローアクション」を期待して『ジョーカー2』を観ると、心理描写メインの展開にギャップを感じるリスクがあります。