試合前の段階から戦術アナリストの間で激しい議論を呼んだのが、両軍のメンバー選定でした。ピッチ上で繰り広げられたマッチアップの軸を振り返ります。
まず、盤石の陣容で挑んだスウェーデン代表スタメンは、中央の守備軸に経験豊富なベテランを配置し、両翼には豊富な運動量を誇る若手を抜擢するバランス重視の構成を採用しました。ディフェンスラインの統率力が極めて高く、自陣深くに侵入されてもペナルティエリア内でのブロックが破綻しませんでした。
対するアフリカの雄において、強烈な存在感を放ったのがチュニジア代表注目選手であるアタッカー陣です。鋭角なドリブル突破と予測不能なタイミングで放たれるミドルシュートは、スウェーデンの屈強なディフェンダー陣を何度も慌てさせました。個の打開力に関してはチュニジアが上回る局面も多く、中盤でのプレッシャーを掻い潜って前線へ展開するスピードは世界水準のクオリティを示していました。