観光客が最も心躍らせるプログラムが「餌やり体験」です。しかし、サルと人間の安全を確保するため、各施設では厳格な安全基準が設けられています。
例えば嵐山モンキーパークでは、人間が金網で囲まれた専用休憩所の「中」に入り、外にいるサルへ金網越しにリンゴや落花生を手渡す「逆ケージ方式」を採用しています。この仕組みにより、サルの飛びかかりや手荷物の強奪を防ぎつつ、指先から餌をそっと受け取る繊細な感触を安全に楽しむことができます。
一方、昭和新山熊牧場では観覧デッキの上からおやつを投げ入れるスタイルが定着しており、サルたちが手を振ったり立ち上がってアピールするユーモラスな仕草が見られます。いずれの施設でも、持参したお菓子や人間の食べ物を与える行為はサルの健康管理と生態保全の観点から厳禁とされています。