ヴェルダナーヴァの権能から分派したとされる7つの至高の能力が「天使系究極能力(美徳系)」です。悪魔系(大罪系)究極能力と対をなす存在ですが、この天使系スキルには戦慄すべき支配構造(バックドア)が組み込まれていました。
美徳系の頂点に位置するのが「正義之王(ミカエル)」です。正義之王には「究極支配(アルティメットドミニオン)」という絶対権能が備わっており、天使系の究極能力を宿す者、あるいは受肉した天使の因子を持つ者を無条件で強制使役することができます。
作中で天使勢力が強固な支配体制を築けた理由は、かつて皇帝ルドラの身体を乗っ取ったミカエルの自我とフェルドウェイが結託し、美徳系スキル保有者を次々と精神支配下に置いたためです。レオンの「純潔之王」やヴェルザードの「忍耐之王」、クロエの「希望之王」までもが支配の標的となり、戦局を絶望的なものに追い込みました。