気象衛星が捉えた最新画像には、極めて鮮明な「台風の目」が写し出されている。中心付近の最大風速は45メートル、最大瞬間風速は60メートルに達しており、家屋の倒壊や電柱のなぎ倒しを引き起こすほどの凄まじい破壊力だ。台風は時速20キロという比較的遅いスピードで進んでおり、このことが特定の地域に長時間の暴風雨を強いる要因となっている。
今後数時間の進路予想では、潮位が高まる大潮の時期と重なることから、沿岸部での高潮被害にも注意が必要だ。すでに一部の港湾エリアでは海水が冠水し始めており、暴風と高波が合わさる「複合災害」への懸念が高まっている。気象庁は、今後の進路次第でさらに広い地域が暴風域に入るとみて、警戒レベルを最大級へと引き上げた。