これまでメジャーリーガーが真の真剣勝負を繰り広げてきた国際大会といえば、ワールド・ベースボール・クラシックだった。春季キャンプ期間中に開催される同大会と、ペナントレース真っ只中の夏場に行われるオリンピックでは、選手にかかる身体的・精神的負荷が根本的に異なる。
それにもかかわらず、大谷翔平自身が抱く国家代表への誇りと熱意は冷めていない。世界一を奪還した際の感動を胸に、オリンピックの金メダルという新たな栄誉への情熱を隠さない。選手本人が強力な出場意思を示し続けることが、保守的な機構やオーナー陣の心を動かす最大の原動力となりつつある。