繰り返すバッテリー上がりを解決!車の暗電流の測り方と漏電特定法

繰り返すバッテリー上がりを解決!車の暗電流の測り方と漏電特定法

話題沸騰中の 繰り返すバッテリー上がりを解決!車の暗電流の測り方と漏電特定法について、多角的な視点を整理して公開しています。

「バッテリー液も電圧も点検済み、オルタネーターの発電量(約14.0V〜14.5V)も正常。なのに、なぜか車がバッテリー上がりを繰り返す…」という不可解な現象に直面した際、整備現場で実際に確認される原因のツートップが存在します。

第1の容疑者は、ドライブレコーダーの駐車監視モードです。当て逃げや車上荒らし対策として普及した駐車監視機能ですが、専用の降圧ケーブルに備わる「電圧監視カットオフ機能(例:11.8Vや12.0Vで自動給電停止)」の経年故障や設定の誤りにより、バッテリーの残量が底をつくまで録画待機電力を吸い上げ続けてしまう事例が後を絶ちません。近年では高画質4Kカメラや前後・車内3カメラモデルが増加しており、待機時の消費電流だけでも200mA〜400mA近くに達する製品が存在します。

第2の死角が、車両ECUの「スリープ阻害」とオルタネーターのダイオードパンクです。車載ネットワーク(CAN通信)に接続されたOBD2コネクタ接続の社外メーターやレーダー探知機が不適切な信号を送り続けることで、車載コンピューターが就寝状態に入れず、不夜城のように覚醒し続けるトラブルが多発しています。また、発電機であるオルタネーター内部の整流ダイオードが熱劣化でショートすると、エンジン停止中にバッテリーからオルタネーター内部のコイルへ向かって電気が逆流し、数百mA規模の致命的なリーク電流を発生させます。

伊藤 翔太
著者

伊藤 翔太

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。