Q1:ロキソニンを飲んで2〜3時間しても片頭痛が全く楽にならない場合、どうすればいいですか?
A1:追加服用する前に、まず横になって暗く静かな場所で安静にすることを優先してください。追加のロキソニン服用は胃腸への負担とMOHリスクを高めます。今後は頭痛外来を受診し、トリプタン系薬の処方を検討するタイミングです。月に数回以上この状況が続いているなら、受診を強くお勧めします。
Q2:トリプタン系薬は市販で買えますか?値段はどのくらいですか?
A2:2026年現在、日本国内でトリプタン系薬は基本的に医師の処方が必要な処方薬です。ただし欧米では一部OTC化の流れがあり、国内でも議論が続いています。処方薬のエレトリプタン後発品(ジェネリック)は保険適用で1錠あたり200〜400円程度(3割負担の場合)。受診費用を含め1回あたり1,000〜2,500円程度が目安です。
Q3:「薬物乱用頭痛(MOH)」になってしまったらどう対処すればいいですか?
A3:まず医師の指導のもとで「薬剤の使用頻度を段階的に減らす(detoxification)」必要があります。自己判断で急にやめると一時的に頭痛が悪化しますが、通常は2〜4週間で改善が見られます。同時に予防薬(β遮断薬・CGRP関連薬など)を開始することが多いです。一人で抱え込まず、必ず頭痛外来・神経内科に相談してください。
Q4:イブプロフェンとアセトアミノフェンを一緒に飲んでもいいですか?
A4:この二剤は作用機序が異なるため、医師・薬剤師の指示のもとであれば組み合わせが許可される場合があります(「ポリファーマシー」リスクに注意)。ただし自己判断での複数薬剤の同時服用はMOHリスクを高めます。まず一剤ずつ試し、それでも不十分なら医師に相談するのが正しい順序です。
Q5:子どもや10代の片頭痛にロキソニンは使えますか?
A5:ロキソニン(ロキソプロフェン)は15歳未満には禁忌です。子どもの片頭痛にはアセトアミノフェン(カロナールなど)かイブプロフェン(小児用)が第一選択で、いずれも体重あたりの用量管理が重要です。小児の片頭痛が頻発する場合は小児神経科・頭痛外来へ。